ホステスの記憶力☆
♬毎日新しい出会い♬
私の働いたお店では、1日に2〜3人はご指名のないお客様についてお話しする、所謂チャンスをいただけてました。
こちらが名刺をお渡しして、お客様のお名前をお聞きする以上、ご指名で来てくれた時に覚えておかないといけません。
1日2人だったとしても、1ヶ月で50人ほど。
顔とお名前ってなかなか覚えられないこともあります。
せっかくご指名で来てくださったのに、女性が覚えてなかったら失礼にあたりますよね。
♬私なりの対策♬
私は勤務中持ち歩くバッグの中に、スケジュール帳を入れてました。
そのスケジュール帳にお名前をお聞きしたお客様の名前を書くようにしていました。
特に印象的に話せたお客様は、どんな話をしたかも余裕があれば書くようにしていました。
ご指名で来ていただいたとしても、次の日など近い日に来てくださるとは限りません。
初めてお話しした日から1年後に来てくださったお客様もいらっしゃいました。
♬自分が抱いた印象との違い♬
初めてお会いした時に、連絡先をお聞きできて連絡を取り合っていたら覚えているのですが、連絡先をお聞きできなかったお客様が日を空けて来てくださると、思い出すのに時間がかかったりします。
大変失礼だとは思うのですが、その時はさりげなく「どのくらいぶりですかー?お久しぶりですよねー!」と時期をお聞きし、スケジュール帳を確認してましたw
覚えてない事がお客様にバレてしまっても、「連絡取り合ってたわけではないし、覚えてなくてもしょうがないよーw でも僕はしおりちゃんのこと印象に残ってて覚えてたよ」と仰ってくれる方がほとんどでした。
本当にありがたいことです。
その日に改めて連絡先をお聞きしていました。
となると、お話ししたお客様全員に連絡先をお聞きした方がいいんじゃないか?と思いますが、こちらが「あまり手応えがないなー」と思って身を引いて他の女性に交代したために連絡先をお聞きしてなかったのに、お客様には好印象だったというありがたい勘違いもあるのですw
お客様によっては印象に残るツボも違いますし、好みは人それぞれ。
全員を判断するのは、短い時間ではとても難しいことです。
それでも女性は、次回のご指名に結びつくように必死におもてなしをします。
次回そのお客様が自分ではなく、違う女性をご指名で来ていたとしても、引きずらずに変わらずお話しできるように努めています。
連絡先を聞かれた女性がいて、その女性から毎日連絡が来てるけど、本当は別の女性が気になっていて指名したいって場合も、遠慮なく呼びたい女性を呼んでください♫
せっかくだから楽しんで飲んで帰ってください。
私のお店は永久指名はありませんでした。
なので指名替えや、日によって呼ぶ女性が違うお客様もたくさんいらっしゃいました。
そんなお店だからこそ、女性も引きずらずに働けていたのかもしれません。
ホステスさんはお客様のお顔やお名前だけではなく、好きなお酒や趣味なども把握しなくてはいけないんでしょうが、初めてお会いするお客様全員を完璧に覚えるのはとても難しいことです・・・。
自分なりに工夫して記録と記憶に残さないといけませんね。。。