地方ホステス奮闘記☆

30代後半からでもできた! 九州の田舎ホステスが身につけた大人の接客・美容あれこれ☆ これからホステスを始める方にも、現在頑張っている方にも参考になれば幸いです♬

ご指名をいただくコツ☆

♬ご指名は本当に嬉しい♬

ホステスにとって、ご指名は本当に嬉しいものです。

私が働いたお店は、指名料が100%バックだったので、収入に結びつきます。

お給料が増えるのはもちろん嬉しいことですが、それよりも私というホステスを気に入って下さり、お席に呼んでいただけることが何よりのプレゼントでした。

 

f:id:OMASU51:20190320155029j:plain

♬ご指名を得る努力も様々♬

お客様は十人十色、ホステスもまた十人十色です。

どのお客様がどのホステスを気に入ってくださるか分かりません。

ただ、初めからご指名がないお客様に対してのアピールチャンスは誰にでもあります。

指名料欲しさにガツガツアピールするのか、等身大の自分で背伸びをせずお客様と向き合うのか・・・ アピール法も様々でした。

”色営業”という言葉があります。

お客様にべたべたして、「もしかしたら口説けるかな?」という可能性を匂わせてご指名をいただき、その方が本気になって口説いても付き合う気はないw

疑似恋愛でお店にいる間だけ、そのお客様の奥様だったり彼女のような立場でおもてなしをし、お客様もそれを理解し遊んでくれるようだったらいいんですが・・・

色営業をしてしまったばっかりに、プライベートのお誘いが多くなり、困っている女性も見てきました。

そんなお客様は、脈がないと分かるとご指名を外すどころか、お店にも来なくなってしまいます。

せっかくご指名をもらっても長続きしないとしんどいですよね。

 

♬私のご指名を得るための努力♬

私の場合、等身大の、背伸びをしない私のままでお話ししていました。

もちろん、他の女性とキャラが被らないように注意はしていました。

そして、お客様のお話をよく聞いて、聞き上手に徹する。

そしてお客様の少しの変化も見逃さないようにしていました。

 

不思議なことに、私をご指名してくださるお客様に、本気で口説いてくる方はいらっしゃいませんでしたw

ホステスとして口説かれないのは決して良いことではないのでしょうがw

指名変えもほとんどありませんでしたよ。

 

私が入店したころからずっとご指名してくださっていたお客様が、こんな嬉しいことを仰ってくださいました。

その方は接待でお客様を連れて来て下さることが多かったのですが・・・

「僕がこの子を呼ぶのは、顔がかわいいわけでもないし、口説きたいわけでもないんだけど・・・w

この子を呼んでおけば、誰を連れて来てもきちんと接客してくれるし、間違いないんだよね」

って。

ホステス冥利に尽きます・・・

 

自分を指名してくださるお客様だけでなく、お連れ様にも楽しんでいただけるように気を配っていた努力が報われた瞬間でした。

 

♬いろんなタイプのお客様に対して♬

女性を口説きに来るお客様だけではないんですよね。

接待で使われるお客様も多いのです。

そんなお客様によって自分のキャラを使い分けるのは、正直疲れてしまうと思います。

だったら最初から、芯のある等身大の自分でお仕事を全うしようと決めたのです。

でも堅くなりすぎず、たまにはバカにもなれるように・・・

自分というキャラがぶれなければ、このお客様には甘えん坊で・・・あっちのお客様には知的に・・・って変えなくていいし、いつも自分のテンションでいけますw

 

お客様は意外と女性をよく見ています。

嘘をついたら見抜かれるし、よく見せようと背伸びをしても見抜かれます。

等身大でぶつかれば、等身大で受け止めてくれるお客様はたくさんいるのです。