地方ホステス奮闘記☆

30代後半からでもできた! 九州の田舎ホステスが身につけた大人の接客・美容あれこれ☆ これからホステスを始める方にも、現在頑張っている方にも参考になれば幸いです♬

ホステスの会話術☆

今回は、私なりの会話術を書いていきたいと思います♫

 

お仕事中の私を見たことある人は誰も信じてくれませんが、私は結構な人見知りですwww

プライベートは話しかけないでオーラを出してますw

 

でも、以前書いたように、お店のドアを開けて一歩店内に入るとホステスのスイッチがONになります。

髪の毛をセットして衣装に着替えると、完全に山田しおりと言うホステスになります。

 

すると人見知りのスイッチがOFFになるんです。

お仕事として割り切っていると言うか、お客様をおもてなしするということに徹底しているのです。

 

はじめましてのお客様には、1から会話を始めないといけません。

 

何を話せばいいんだろう…って感じるかもしれません。

 

でも、ありがたいことにホステスさんには源氏名があり、お店のシステムやお酒の説明など、あらかじめ説明しないといけないことがあります。

お店にも初めていらっしゃったお客様には、この説明である程度時間が経ちますし、そこから会話も広げられます。

そのためには、自分のお店で扱っているお酒に詳しくないといけませんし、システムも分かってないといけません。

ここの努力は小さいですが、とても大事です。

お客様から質問されて答えられなかったら、きちんと答えられる女性と比べると印象が下がってしまいます。

覚えておいて損はないし、会話の幅も広がります。

 

お店には何度かいらしたことがあり、システムもお酒も知っているお客様には、毎回毎回同じ説明はしなくていいのですが、その分座った瞬間から会話の引き出しを探らなければいけません。

お互い顔なじみの方でしたら、「お久しぶりです」から始まるのですが、何度も話したことがあるけど、ご指名の女性が決まってないお客様は何を話していいのか、私も最初は困っていました。

 

私なりに、ご指名のないお客様やヘルプでつかせて頂くお客様、はじめましてのお客様全てに使える会話の引き出しをその日の勤務前にいくつか決めておくことにしました。

 

例えば、その日の出勤前に見たニュースで印象に残った事や起きた出来事、休みの日にした事など。

 

私は出勤前にニュースを見ながらお化粧をしてました。

出来るホステスさんは新聞を読んでいると聞いたことがありますが、今は新聞をとらなくてもテレビやアプリである程度のニュースは見ることができます。

Yahoo!ニュースやLINEニュース、グノシーなどのアプリでチェックしていました。

あとは、今日こんなことがありました的な会話をしようと決めてました。

 

基本的には、お客様に気持ち良く飲んでもらうことが第一条件です。

お客様の服装や持ち物を褒めることはもちろんなのですが、1セットの飲み時間の間に何人かの女性が入れ替わるシステムの場合、何回も同じ事を聞かれたり言われたりするのはあまりいい気分ではないと聞きました。

なので、持ち物や服装を褒めるのはすでに他の女性が話してるかもしれないと考え、声や話し方が素敵だなと思えばすぐにお伝えしてましたし、手指や肌が綺麗だなと感じたらすぐお伝えしてました。

お客様への観察力も大事なんです。

 

女性は多くの方々が何かしらのフェチがあると思います。

そのフェチの部分を無意識に見ていると思うんです。

見て感じたことが、お客様への褒め言葉になると感じたら、お伝えして間違いないと私は思いました。

 

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そして何より大事なのは、聞き上手になること。

自分のことばかり話してても、興味がなければお客様は退屈してしまいます。

もちろん、ご指名を頂いているお客様には自分をより知ってもらうために話してもいいと思います。

興味があるからご指名を頂いているわけなので。

 

私はスポーツが好きなので、スポーツの会話をよくしていたのですが、スポーツに興味のない男性はそんなに少なくないので助けられました。

その際注意する点は、好きなチームのことばかり話さないことでした。

私の好きなチームをそのお客様も好きだとは限らないので、チームに固執せずそのスポーツ全般に関して話すことにしていました。

 

自分の好きな事が、男性も好きな事であれば、それは武器になります。

 

例えば、私以外の女性で盛り上がっていた会話を例に挙げると、釣りや映画、ジム通いや音楽、ギャンブルなどです。

 

政治や宗教の話題は基本的にタブーとされています。

 

どのお客様にも共通して言える事ですが、お客様のお話を否定しないことは絶対条件です。

たとえ間違っている知識をおっしゃっていたとしても、真っ向から否定するのではなく、一度肯定をしてから私はこう思ってますが、どうですか?と下手に出るのが大事です。

 

いや…

でも…

は気をつけて使わないようにしていました。

 

私のように30代後半でホステスを始めようとされている方なら、ご自分の経験談若い女性よりは豊富にあると思います。

その経験談を面白おかしく話せるようになれば、自ずと会話が弾むと思います。

 

そう、年齢を重ねていることは武器なのです!w

 

テレビで見るようなすべらない話を持っているといいですね♫

 

なんにでも興味を広く浅く持つこと。

ながら見のニュースでも会話の役に立つこと。

自分の身の回りの出来事を面白おかしく話せること。

 

まずはこれから意識してみてください。

 

それでも、嫌みを言われたりからかわれたりすることは多いです。

 

その対処法も次回は書いていきたいと思います。